BOSCO EXHIBITION + SEGUENTE PROJECT
June, 2011
kashiwa-shi, chiba, japan
BOSCO EXHIBITION + SEGUENTE PROJECT
June, 2011
kashiwa-shi, chiba, japan
photo 1-7 : BOSCO EXHIBITION + SEGUENTE PROJECT
[BOSCO EXHIBITION]
「BOSCO(ボスコ)」とはイタリア語で「森」という意味があります。家具モデラーの第一人者、宮本茂紀が30年以上にわたり製作を続けている椅子「BOSCO」。
「木」を知るために作り始めたその椅子は、いつしか200脚余りの椅子の習作となりました。
それらは、樹木が持つ表情、籠められている様々な物語など、「木」の持つ個性を
活かすために、“同一のデザイン”の椅子という形で表現され続けてきました。
多くの「木」を同時に眺めながら比較対照し、素材感や味の違いを知ることができる「BOSCO」展。BOSCOを通して、あらたな「木」の魅力を発見してください。
[SEGUENTE PROJECT]
同時開催される「seguente(セグエンテ)」展。「seguente」には「次に続く」という意味があります。
BOSCOや様々な家具を製作する過程で出る木の端材ーこれらの材を利用し、
新たなモノを生み出すプロジェクトとして「seguente」が立ち上がりました。
このプロジェクトの大きな特徴は、その圧倒的な「木」の情報です。
世界中に分布する木々は、その地域や特性によって多種多様な個性を持っています。
30年以上「BOSCO」という作品を通し、「木」と向き合い続けることで得られた
樹種の扱い方やクセ、魅力、個性を知り尽くした宮本茂紀+ミネルバの職人と、
様々なデザイナーやアーティストがタッグを組むことで、ひとつの「木」の素材に
留まらない、新しい多様性を持った作品を生み出そうという試みです。
『BOSCOの次に続くもの』として、多くの人に「木」の魅力を伝えるプロジェクトの第一弾となります。